カテゴリ: パーツ

久しぶりの更新になってしまいました…
今回はブレーキローターについてです。
センターロックが主流になり6ボルトローターが廉価版や会グレード的な位置づけになっていますが、6ボルトでハイエンドの物もSRAMであったりします。
 
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6ボルトローターにアダプターを取り付けて使用する事にしました。
重量も気になるので計って見ます。


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シマノ
SM-RT800 160mm
121g

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TRP
TRP-29+センターロックアダプター
133g

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今は廃盤になってしまった、フローティングモデル
確かTRPだった気が…
最軽量となる106g!

それぞれにメリット、デメリットがありますのでちょっと書いてみようと思います。

まずは定番のシマノ
SM-RT800 などフィン付きのモデルは放熱性を高くする事でローターとブレーキパットの摩耗が20%長持ちらしいです。
シマノやテクトロ、TRPはSRAMの様にDOTオイルでは無いのでフェードはしないと思います。
SRAMのDOT5.1は必要十分耐熱性があると思いますが、大排気量車で筑波を走っていた時は5〜7周目で握り量に変化が…
DOT4だと4〜5周で完全にフェードしてしまい、ピットスルーしてブレーキを冷やしたり…
話は逸れましたが、
ローターの作りとしてはアルミのフィンをステンレスで挟み込みステンレス部分に加わった熱をアルミフィンを通して放熱する様になっています。
短距離で高負荷のブレーキングをした時などは一時的に熱による歪みが出来て、ローターとパットの当たる音が出たりもします。
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アームとローター付近は縦の厚みが少なくなり、ハードブレーキングの時には段差が引っかかりゴゴゴゴゴーって音が出ます。
相性によっては音鳴りの原因にもなっています。


TRP6ボルト(フローティング含む)+センターロック 
これは取り付けに意外と癖があります。
センターロックの締め具合、締め方でローターの振れが大きく出ることがあります!
今だにどうしたら良いのかは模索中ー

6ボルトはボルトで止めた方が精度も修正も楽ちん!
重量はアダプター込みで重くなり、外周に近い部分が重くなったので踏み出しでもちょっと感じます… 
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黒い縦筋はスリットになっているのでハードブレーキング時には引っかかりを多少感じますが、シマノよりは気にならないかも?
そして、ホールだけでなくスリットがバット表面のダストなどを強力にそげ落としてくれます。
軽ー違ブレーキングばかりだとパットもローターもツルツルで音鳴りの原因にもなりますが、このローターだと色々な意味で安定したブレーキ性能になると思います。
今のところ、このローターのフィーリングが1番好きだったりします。

最後にフローティングローターになりますが、ローター自体の修正はかなり難しいです…
そして段々とフローティングピン部分で遊びが大きくなり、走行中にカチャカチャと音が出てきます。
煩いと思うかはその人次第です。
軽さはありますが、ローターの修正のしにくさと音が耳障りになったので使うのをやめました…

ブレーキローターの種類も非常に多くありますが、6ボルトローターの方が好みだったりします。
ディスクブレーキモデルも多くなり、ロードバイクの完成車だとシマノが標準でシマノを使い続けると思いますが…
色々と試してみるもの良いと思いますよ! 

内装3段、外装2段のブロンプトンで不満が…
内装ギアの2段目からトップ(以後1段目とします)にすると一気に重くなるのが難点…
純正13Tと16Tを
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14Tと17Tに交換です!
落ち込みも少なくなりいい感じ♪と思っていたのもつかの間…
色々な状況でギヤが合わない!?
かなり困った感じ…

外装トップギヤのみ13Tに戻してみたら、欲しい処に欲しいギヤがある!って感じにはなりましたが…
近場のみなので、もう少し距離を走ってみようと思います♪

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RBCCより少し軽いけど、走った感じが気になる!
個人的にはMadone9と比べると硬めの Madone SLR Disc の剛性をどこで抜くか?が課題です…

リムだけ使ってハブを交換してベントスポークで抜いたりとかも考え中!

ハードブレーキングばっかりしていたら、半年でここまで減ってしまった…
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普通に使えば1年半ぐらいは使えると思う!
ここまで減るとリターンスプリングまでゴリゴリする…
ローター痛めない様に早めの交換をオススメしますね♪
 

Madone SLR DiscのチェーンリングをQ-RingからQ-XLへ交換!
剛性が高めで足的に負けているので「踏む」ではなく「回す」方向にセットを変えて見ました。
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当然ながらQ-Ringよりも抜けるポイントが早いので回る!
この組み合わせの方がMadoneらしさが出ている様に思う。
あとはフレームに負けないパワーだな! 

個々の部品などを見て行こうと思います。
まずはハンドル!
シフトと油圧ブレーキホースを通す穴では無くハンドル側に逃がしがある。
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油圧Di2の場合、ホースの取り付け部分が大きくなるのでハンドル側も工夫されている様です。
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油圧Di2と油圧ワイヤーだとこれぐらい差があります。
結構違う!
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ジャンクションAはハンドルのエンドキャップ部分、2ポートタイプを使います。
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専用ステムはこんな感じで真ん中に穴が空いてます。
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フロントフォークのコラム形状はMadone9と変わらない様に見えます。
油圧ブレーキホースはここから入り…
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ブレーキ本体の少し上から出てきます。
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エア抜きなどの作業はここからとなります。
油圧ワイヤーだとツノの部分なので、結構違いますね!
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ブレーキホースは先に通されているのでステム、ハンドルの順で通すので結構大変…
今回は油圧Di2もワイヤーのどちらも大変 !
リムブレーキタイプも大変なので、作業はショップにお任せした方がいいです♪
一応、リムブレーキDi2以外は全部作業しましたが、どれも大変♪ 

音なりがけたたましいので、BBBのカーフストップに交換。

リム面にラバーがうっすらとのってるみたいで、少し鳴りがでる…

スイスストップのシューもリム面にラバーがのる感じ?
シュー離れが悪くペダペタするけど走行には問題ないレベル。

シマノのアルミシューも近々試そうと思う。 

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TRPのアルミ用シューでテスト!
一言
止まるけどうるさすぎて使えない。
かなり耳障りなので、歩行者に気がついてもらえるけど迷惑でした…

今度はシマノシューでテストしてみるかな? 

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R8000の組付け作業は多いですが、現行の物は組むのが意外と手間がかかります…
クランクはROTOR 3D24なので、インナーとアウターのチェーンリングクリアランスがFC9100よりだいぶ狭いので変速性能は落ちてる感じです。
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チェーンは使い回しなのでRDのゲージが長くなった分ちょっと引っ張り気味かも?
ボルトが違うのは手元にパーツが無く、RD6800からの流用です。
シフトアウターは専用アウターを使う事をおすすめします。
今までのだとかなりキツく変速にも影響が出そう…
ちなみに専用アウターはリアのみで、それ以上長く使うと変速が悪くなりますとの事です。
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BR6800からBR9100へ交換

ブレーキシューはシマノのカーボンシューのままです。
雨の中走るとシューの減りが早い! 
おそらく15C以下のナローリムで使うのは厳しいかも?

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レイン走行が多く、クランクの鉄シャフトだと内側の錆びが気になる…
錆びる前に薄くグリスを塗って対策してみます。
錆びてからでは遅い…

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